昨年末(2015.12)にお引き渡しした都市型住宅『室内化したテラスを持つ家』(木造3階建・SE構法)の竣工写真 その2。
設計監理:設計事務所アーキプレイス 施工:匠陽(しょうよう) 構造設計:NDN(エヌ・ディ・エヌ) 造園:TOKUZOU(トクゾウ) 防音室:アコースティックエンジニアリング
写真[S.Osawa=大沢誠一、AP=アーキプレイス]
手前がダイニングキッチンで正面奥がリビング。右側に壁で守られた室内化したテラスが見える。[S.Osawa]
ダイニングキッチン、リビング、室内化したテラスの関係。庇によって切り取られた空が見える。[S.Osawa]
リビングの床はダイニングキッチンより40センチ高く、床の仕上げ材や天井の仕上げ材、高さも変わっている[AP]
リビングの天井高さは3.35mで、仕上げはレッドシダーの板張り(チャネルオリジナル)[S.Osawa]
右上の開口や窓からは3階だけでなく、遠くの緑の木立までが見通せる[S.Osawa]
リビングと室内化したテラスは床段差なく繋がる。[S.Osawa]
テラスの外周に壁を設けることで、防火の規定を受ける延焼ラインから外し、非防火のアルミサッシを使っています。こうすることで使えるサッシの選択肢が広げ、網入りガラスの必要性を無くし、かつ、コスト(工事費)を抑えています。
外部のテラスを囲む壁が、周囲の視線からプライバシーを守り、上部の庇が雨や夏の陽射しを防いでくれることで、より室内的なスペースが生まれている。この ”室内化したテラス” は住まいに広がりと穏やかさをもたらすとともに、季節や時間の移り変わり、陽射しや空の変化など、自然への意識を高めてくれる場ともなっている[S.Osawa]
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プランターの置かれた室内化したテラスからリビングを見る[AP]
正面、キッチンのステンレス製腰壁の手前にダイニングテーブルが置かれる[AP]
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[左:S.Osawa]キッチンから室内化したテラス側を見る
[右:S.Osawa]キッチンカウンターの手元を隠す腰壁はステンレスで造作。右手奥には家事コーナーが見える。
大判タイルの床とステンレス(バイブレーション仕上)の腰壁[AP]
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[左:S.Osawa]洗面室から物干テラスを通って、キッチン脇の家事コーナーへ行くことができる。
[右:AP]手前の家事コーナーから物干テラスを見る。左はファイバーグレーチングの目隠し格子。
西日を和らげて風を取込む、ファイバーグレーチングの目隠し格子の詳細。[AP]
キッチンとリビングの斜めの関係を見る。[S.Osawa]
[左:S.Osawa]2階のトイレ。手洗いカウンター収納は製作で上部壁は大理石モザイクダイル貼(名古屋モザイク)。
[右:AP]スチールと木のスケルトン階段の詳細。
階段を上がると3階へ。[S.Osawa]
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>>設計・工事経過 ブログカテゴリー 室内化したテラスを持つ家
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>>室内化したテラスを持つ家 竣工写真 その2
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■Works 完成写真[事例写真] 都市型住宅
■Works 完成写真[事例写真] 木造(SE構法・SE工法)